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2017年度 中部支部 第3回研究会

Posted in 研究会 on 2月 27th, 2018 by admin – コメントは受け付けていません。

2017年度 | 日本映像学会 中部支部 | 第3回研究会

日時:2018年03月05日(月)13:30より
会場:名古屋学芸大学 メディア造形学部棟 MCB210教室

   (愛知県日進市岩崎町竹ノ山57)

◎スケジュール
-13:30~13:35 開催校挨拶

-13:35~14:00 研究発表:梶川 瑛里 氏| 重力と落下──『くもとちゅうりっぷ』の空間表象と運動表現
-14:05〜14:25 研究発表:村上 将城 会員| 作品『landschaft』について

-14:45~18:20頃 学生作品プレゼンテーション

-18:30頃より  学内にて懇親会


◎研究発表
重力と落下——『くもとちゅうりっぷ』の空間表象と運動表現
梶川 瑛里 氏(名古屋大学大学院 文学研究科 博士課程前期課程)

要旨:
1943年に製作された日本アニメーションの金字塔と言われる『くもとちゅうりっぷ』の受容には、相反する二つの意見が見られる。一方で、戦時下の状況にも関わらずアニメーションの美的表現、詩情性を突き詰めたと称賛されるが、他方近年の研究では、そのキャラクター表象が戦時下のイデオロギーに基づいていると指摘される。いずれにしろ、このアニメーション作品の中で、空間や身体という物理的側面からどのような意味が構築されているのかという問題は軽んじられてきた。しかし、『くもとちゅうりっぷ』に見られる物理的な空間や身体は、戦前および戦時下のアニメーション文化を色濃く映し出しているのみならず、戦後日本のアニメーションにも継承される表現技法と技術を示している点で、極めて重要なものである。
本発表では、『くもとちゅうりっぷ』を題材として、そのリアリズム的表現に注目すると同時に、アニメーションにおける重力という空間表象や落下運動の分析を行う。ディズニーやジブリのアニメーション作品との比較も交えながら、『くもとちゅうりっぷ』の日本アニメーション史上における意義を空間表象と運動表現の側面から捉え直していく。

作品「landschaft」について
村上 将城 会員(名古屋学芸大学 映像メディア学科 専任講師)

要旨:
2006年より継続して写真作品「landschaft」を制作している。風景という言葉だけでは回収することのできない、人間の視覚によってとらえられる目の前の認識像 landschaft / 景観を写真で遺し、記録していく本作品を、これまでに制作したシリーズを踏まえて解説する。


◎学生作品プレゼンテーション

◉愛知県立芸術大学
 空想地図「ChaosFantasia」|Webコンテンツ
  長井 惇之介(デザイン工芸科 デザイン専攻 4年)

◉名古屋芸術大学
 アイデンティティー・Identity・我們的存在|映画|5m30s(本編: 40m)
  施 亜希子(デザイン学科メディアデザインコース 4年)

 Blooming|アニメーション|7m(本編: 14m)
  佐原 由菜(デザイン学科メディアデザインコース 4年)

◉名古屋文理大学
 workout in the summer|映像作品|3m3s
  笹井 昭慶(情報メディア学科 2年)

◉椙山女学園大学
 飴飴(あめあめ) ふれふれ|インタラクティブ・プログラム
 FESやで|インタラクティブ・プログラム
  大崎 彩花(文化情報学部メディア情報学科 3年生)

 械獣の住む街 |アニメーション|52s
 非常口|アニメーション|30s
 わたしと傘の|アニメーション|1m45s
  髙橋 佑果(文化情報学部メディア情報学科 3年生)

◉名古屋造形大学
 暮れるトマトと朝日|映画|5〜10m(本編: 43m30s)
  佐藤 佑一 + 山田 理奈 + 城山 紗織(デジタルメディアデザインコース 4年)

◉情報科学芸術大学院大学[IAMAS]
 「私的映画の現在 物語を撮る/観ること」
  me myself & us
|シングルチャンネル作品|10m(本編: 75m)
   高坂 聖太郎(メディア表現研究科 2年)

 「時間軸を持つマンガ表現の研究」
  パラサイトカラコン
|シングルチャンネル上映(壁面ディスプレイ展示)|2m
  女毛|シングルチャンネル上映(壁面ディスプレイ展示)|2m
   尾焼津 早織(メディア表現研究科 1年)

◉愛知淑徳大学
 「PICTRIP #え、ここ浜松なの?」
  -写真を切り口とした浜松市の新たな魅力を伝える冊子の制作-
|フリーペーパー A5サイズ32ページ
  三岡 里穂(メディアプロデュース学部 メディアコミュニケーション専修 4年)

◉名古屋学芸大学
 update|写真
  樋口 誠也(映像メディア学科 フォト領域 4年)

 げつまつのしゅーまつ|アニメーション|8m18s
  増田 優太(映像メディア学科 アニメーション領域 3年)

 私は追う|写真(平面展示、製本)
  清水 邑有(映像メディア学科 フォト領域 4年)

 「既視感を誘発する試み」
  月と檸檬
|インスタレーション
  十二月の蛇|インスタレーション
  サンタは窓からやってくる|インスタレーション
   岩井 春華(映像メディア学科 インスタレーション領域 4年)

◎会場へのアクセス
 公共交通機関でお越しの方
 東山線「上社」駅と、鶴舞線「赤池」駅より、スクールバスが出ています。
 両駅とも、大学までの時間は15分ほどとなります。
 乗車時に、車掌に「学会での来校の旨」お伝えいただくことで、乗車できます。
 スクールバスの時刻表は下記のPDFにてご確認ください。
 https://www.nuas.ac.jp/download/2017bustimetable_spring.pdf

 お車でお越しの方
 はじめに正門入って左手にある「守衛室」にお寄りください。
 来客用の駐車場位置について、守衛より説明があります。
 https://goo.gl/maps/MCTeanvsB2F2