2013年度 中部支部第2回研究会

日時:12月14日(土)15:00〜

会場:名古屋文化短期大学C館3階 ハイビジョンホール(C301)

(名古屋市東区、地下鉄東山線新栄駅すぐ。)

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■スケジュール

・15:00〜16:00 研究発表・研究報告

発表者:林桃子会員(名古屋芸術大学デザイン学部非常勤講師)

タイトル:「写真の焦点と注視点からみたイメージの領域」

発表要旨:イメージを見ること,あるイメージとあるイメージが似ていると受けとめること,そこから何かしらか気づくこととはどういうことか,その理解の仕方や想像性などについて,内容に基づくイメージリトリーバルの手法を用いて研究を進めてきた.今回は写真を見る時に人がどのような領域を注目しているのか,焦点と注視点の関係から調査する.アンケートによる実験とアイトラッカーを用いた実験の結果からイメージの領域についての考察を行う.

報告者:伏木啓会員(名古屋学芸大学)

タイトル:「映像インスタレーション”waltz / ワルツ”ー中川運河におけるアートプロジェクトの報告」

発表要旨:2013年11月8日~10日に中川運河(名古屋市)にて行われたアートプロジェクトの報告である。
中川運河は、名古屋港と名古屋市中心部を結ぶ、全長約8.2kmの川である。大正から昭和にかけて、工業都市として発展していた名古屋の物流を支えるため、1926年(大正15年)に着工し、7年間かけてつくられた。しかし1960年代以降、貨物の輸送形態が水上から陸上へと移行するのに伴い、運河を利用する船舶隻数が減り、現在では物流としての役割はわずかなものとなっている。また、運河護岸の建築物も老朽化し、立て直しや修復等の何らかの対策が必要となり、名古屋駅周辺の再開発とともに大きく変わろうとしている。そのような背景を踏まえ、本プロジェクトでは、中川運河およびその周辺を映像によって記録し、現在の運河の持っている視覚的価値を残すことを試みた。また、それらの映像を、水上に設置したスクリーンに投影し、映像インスタレーションとして展開させた。

・16:00〜17:00 ご講演

堀潤之先生(関西大学)

タイトル:「歴史家ゴダール――『ゴダール・ソシアリスム』再考」

ご講演要旨:

ジャン=リュック・ゴダールの『ゴダール・ソシアリスム』(Film socialisme, 2010)は、『映画史』(Histoire(s) du cinéma, 1988-98)以降のゴダールの歩みで、まぎれもなく最も力強く、ラディカルで、密度の濃い作品である。本講演では、この作品で演じられているイメージの異種交配の様態にも目を向けつつ、パレスチナ/ユダヤの観念連合を核として、より根本的な次元でいかにゴダールの歴史的想像力が作動しているかを解明する。『映画史』で頂点に達したかに思われたゴダールの歴史叙述の方法論は、この作品で新たな展開をみせることになるだろう。

・17:00〜17:30 ディスカッション

・18:00〜              懇親会
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*地下鉄、徒歩でお越しの方。

正門を通過し、右手の入り口から入ってください。そのまま進むとエレベーターがあります。(左手にはガラス天井のアトリウムが見えます)エレベーターで三階に上がり、左に進んだ最初のドアが会場になります。

*お車でお越しの方(駐車場について)

来客者のための駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングが多数あります。お車で来場の方はそちらをご利用ください。

以上。

正門を通過し、右手の入り口から入ってください。そのまま進むとエレベーターがあります。(左手にはガラス天井のアトリウムが見えます)エレベーターで三階に上がり、左に進んだ最初のドアが会場になります。
駐車場について:都心型キャンパスですので、来客者のための駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングが多数あります。お車で来場の方はそちらをご利用ください。

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