JASIAS-CHUBU プログラム

大会プログラム

プログラム(PDF版:628KB) リーフレット(PDF版:784KB)

大会 1日目:5月30日(土)10:00~18:00

大会参加受付

研究発表・作品発表・パネル発表

特別講演 13:30〜17:30

  • メアリー・アン・ドーン氏 Prof. Mary Ann Doane
  • 「クロースアップ ー 映画における不動性とスケール」
    "The Close-up: Immobility and Scale in the Cinema"(逐次通訳付)
  • 講演者は,ブラウン大学近代文化&メディア学科教授.ジョージ・ハザード・クルッカーの称号をもつ冠教授です.アイオワ大学にて1979年にPh.D.取得後,1980年代以降,英語圏の映画研究の展開において中心的な役割を果たしてきました.主著に,The Desire to Desire: The Woman's Film of the 1940s (1987,邦訳1991),Femmes Fatales: Feminism, Film Theory, Psychoanalysis (1991),The Emergence of Cinematic Time: Modernity, Contingency, the Archive (2003). があります.
    講演後に斉藤綾子(明治学院大学),和田伸一郎(中部大学)両会員をディスカッサントとして,議論を深めます.

懇親会 18:00より

大会 2日目:5月31日(日)10:00~18:00

研究発表・作品発表・パネル発表

シンポジウム 16:00〜17:50

  • 「動画サイトは『教育の場』となるか?」
  •  パネリスト:濱野智史氏(情報環境研究),大屋雄裕氏(法哲学),ほか
  • 映像が教育と関わるのは,従来の意味での映像制作に限りません.現在では,種々の映像を流通させ新たな創造活動を誘発する環境=「アーキテクチャ」の設計もまた,さまざまな教育分野を貫く重要なテーマとなっています.そうしたアーキテクチャ(およびその象徴としての「動画サイト」)は,情報科学・建築・生態工学のみならず,政治学・法学・経済学・社会学・人類学・視覚文化研究等,さまざまな分野で教育研究の対象になっています.だとしたら,今や動画サイト(およびそこでの映像)は,ひとつの重要な「教育の場」なのではないでしょうか?
    こうした動画サイトの可能性について,情報環境研究の濱野智史氏(『アーキテクチャの生態系』著者),法哲学研究の大屋雄裕氏(『情報とメディアの倫理』共著者)のお二人をパネリストに議論します.

第36回通常総会 15:00より

大会 3日目:6月1日(月)8:00~18:00

エクスカーション

  • 下記施設の見学を計画しています.
  • ・名古屋大学→(栄経由)→京都大学霊長類研究所→明治村→名古屋芸術大学アート&デザインセンター→名古屋駅

以上の予定は変更される場合があります 

参加費

大会参加費

  • 正会員・賛助会員 5000円
  • 一般 2000円(概要集込)
  • 学生 1000円(概要集込)

懇親会

  • 5000円

エクスカーション

  • 4000円

関連企画

  • 今大会では,次のふたつの関連企画を実行委員会・中部支部の協賛・後援で開催します.
    中京大学でのメアリー・アン・ドーン氏の講演は,大会での特別講演とは異なり,より広い観点からデジタルアートにまで言及するものです.大会前日ですので,関心のある方はぜひおこしください.
    名古屋芸術大学とメディアセレクトによる映像をメディアをテーマとした展覧会は,大会日程をはさんで開催されます.こちらはエクスカーションプログラムにも入っていますが,名古屋駅から約30分ですので,足をおはこびください.

中京大学公開講座ソフトサイエンスシリーズ第30回

メアリー・アン・ドーン氏講演

  • 「時間は空間になったか?——映画,デジタルアート,予告編」“Has Time Become Space?”(逐次通訳付)
    時間は果たして,モダニティ/ポストモダニティとともに,空間化されてきたのか.ベルクソンやジェイムソンなどが論じてきた,この問いを,映像のデジタル化というアクチュアルな問題とからめつつ,映画と予告編を例に講演します.
    日時:5月29日(金)15:00〜16:30まで
    会場:名古屋市科学館 サイエンスホール
    入場無料,要申し込み

名古屋芸術大学展覧会

「映像メディアのコンテキスト – mediaselect2009」

  • 社会における映像メディア表現のあり方が,文化の方向性に強く影響を与える時代に,その機能と役割を,メディア表現作品の展示をとおして再検証します.会期初日の23日(土)の13:30より,メディアとアートについてのシンポジウムを開催する予定です.
    会期:2009年5月23日(土)− 6月2日(火)
    会場:名古屋芸術大学アート&デザインセンター
    (名古屋芸術大学 西キャンパス内 http://www.nua.ac.jp/center/ad/index.html
    出品作家(予定):丹羽誠次郎,櫃田珠実,吉岡俊直,山田亘,大崎のぶゆき,河原崎貴光,武藤勇,岡川卓詩